レディースドック

レディースドック

女性のための検診メニューです。子宮頸がんは、がん検診により早期発見、早期治療が可能ながんのひとつです。女性の皆さんはぜひ定期的に受けましょう。頸がん検診にあわせて、子宮と卵巣の超音波検査を受けることで、子宮筋腫や卵巣腫瘍の有無も分かります。またHPVテストは、子宮頸がんのリスクとなるウイルスがいるかどうか分かる検査で、海外では頸がん検査と同時に行われています。

検査をおすすめする方

  • これまでレディースドックをしたことがない
  • 生理に関する悩みがある
  • 家族に子宮の病気を患った方がいる
  • 子宮の状態をチェックしたい

Regular

子宮頚がん検査、超音波検査(子宮・卵巣)

Special

子宮頚がん検査、超音波検査(子宮・卵巣)、HPVテスト

Premium

子宮頚がん検査、子宮体がん検査、超音波検査(子宮・卵巣)、HPVテスト

ブライダルチェック

妊娠を考えるようになったら、まず風疹抗体価を測りましょう。風疹抗体価が低い場合、妊娠する前にワクチンを接種して予防することができます。妊娠中は風疹ワクチンを打つことはできないので、できるだけ早いタイミングで検査することをおすすめします。また様々な性病は妊娠中の経過や、生まれてくる赤ちゃんに影響を及ぼすことがありますので、妊娠前に検査をしておくことをおすすめします。

風疹抗体価、クラミジア、淋病、トリコモナス、B型肝炎、C型肝炎、梅毒、HIV

PremiumSpecialRegularブライダルチェック
子宮頚がん検査
子宮体がん検査
超音波検査
(子宮・卵巣)
HPVテスト
(子宮頚がんリスク検査)
風疹抗体価
性病検査
B型肝炎
C型肝炎
HIV
料金12,000円9,500円7,000円25,000円

子宮頸がん・子宮体がん・卵巣がん

子宮頸がん

子宮頸がんは子宮がんのうち約7割程度を占めます。
最近は若い女性に増えてきており、20歳代でも珍しくなく、30歳代後半がピークとなっています。
国内では、毎年約1万人の女性が子宮頸がんにかかり、約3000人が死亡しています。

子宮頸がんのほとんどは、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因であることが分かっています。
このウイルスは性的接触により子宮頸部に感染します。HPVは男性にも女性にも感染するありふれたウイルスであり、性交経験のある女性の過半数は、一生に一度は感染する可能性があると言われています。
しかしHPVに感染しても、90%の人においては免疫の力でウイルスが自然に排除されますが、10%の人ではHPV感染が長期間持続します。
このうち自然治癒しない一部の人は異形成とよばれる前がん病変を経て、数年以上をかけて子宮頸がんに進行します。

子宮頸がん検診では、子宮頸部をこすって細胞を取り、検査をします。

ヒトパピローマウイルス(HPV)

性的接触のある女性であれば多くの方が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。
子宮頸がんを始め、肛門がん、腟がんなどのがんや尖圭コンジローマ等多くの病気の発生に関わっています。
特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。

子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)

小学校6年〜高校1年相当の女子を対象に、定期接種が行われています。
HPVワクチンは、子宮頸がんをおこしやすいタイプであるHPV16型と18型の感染を防ぐことができます。
2023年より定期接種に導入される9価ワクチンでは16型、18型に加え、さらに7種類のハイリスク型の感染を予防できます。

日本では子宮頸がん予防ワクチンとして、2価ワクチン(サーバリックス®)、4価ワクチン(ガータシル®)、9価ワクチン(シルガード®)が認可されています。

HPVワクチンを導入することにより、子宮頸がんの前がん病変を予防する効果が示されています。
また、接種が進んでいる一部の国では、子宮頸がんそのものを予防する効果があることも分かってきています。

子宮体がん

子宮体部に発生するがんが子宮体がんで、最近我が国の成人女性に増えてきているがんのひとつです。そのほとんどは、子宮体部の内側にあり卵巣から分泌される卵胞ホルモンの作用をうけて月経をおこす子宮内膜という組織から発生し、子宮内膜がんとも呼ばれています。

子宮体がん検査は、下図のように子宮の内部に器具を入れて内膜細胞を採取します。痛みや出血を伴うことがあります。

子宮がん

卵巣がん

卵巣は子宮の左右にひとつずつあり、通常では2~3cmぐらいの大きさです。ここに発生した腫瘍が卵巣腫瘍であり、大きいものでは30cmを超えることもあります。卵巣腫瘍にはさまざまな種類がありますが、その発生起源から表層上皮性・間質性腫瘍、性索間質性腫瘍、胚細胞腫瘍などに大別され、それぞれに、良性腫瘍、境界悪性腫瘍、悪性腫瘍があります。このうち悪性腫瘍がいわゆる「卵巣がん」に該当します。

現在のところ、「卵巣がん検診」というものはありませんが、超音波検査により卵巣に腫瘍があるかどうか確認することができます。

卵巣嚢腫

よくあるご質問

当日の服装の指定はありますか。
特にありませんが、内診を受けやすい服装をおすすめします。
妊娠中または妊娠の可能性があると検査はできませんか。
できるものとできないものがあります。妊娠中や妊娠の可能性がある方は必ず事前にスタッフや医師にお伝えください。
生理中でも検査はできますか。
検査は可能ですが、生理の量が減ってからの受診をおすすめします。